年間行事
年間行事
私たちがいま生きる迷いの世界「此岸」から、阿弥陀さまの世界「彼岸」へ到るお念仏の道を歩ませていただくご縁です。
山門前で甘茶とあめを配り、お釈迦さまの誕生日をお祝いします。
門信徒のご懇念によって寺が護持され、お念仏のみ教えが永代にわたって受け継がれるようお勤めされる法要です。
浄土真宗には先祖追善供養(先祖のために生きているものが功徳を積んで供養する)という考えはありません。
浄土真宗のお盆は、先にお浄土にいかれた方々のご恩に感謝し、またお浄土で遇えるというみ教えをきくご縁としています。
境内地で飲食の屋台、おたのしみ抽選会、盆おどりを行います。
「お寺は敷居が高いから⋯」「お寺に行く用事が無いから⋯」そんな門徒さんや地域の方々にも気軽に寺に足を運んでもらえるよう企画しています。
「彼岸」とは、お念仏の教えをいただいたものが、いのちを終えて生まれていく悟りの世界(お浄土)を表します。先にお浄土に生まれ、仏となられた方のおはたらきに手を合わせ、お念仏いたしましょう。
宗祖親鸞聖人のご命日の法要を「報恩講」とし、浄土真宗では最も大切な法要です。真実のみ教えをお示しくださった親鸞聖人に感謝し、阿弥陀さまのお救いを聞かせていただくご縁です。
浄土真宗では位牌を用いません。位牌は中国の儒家で用いられていたもので、そこに神霊が宿ると信じられてきました。やがて日本の祖先崇拝と結びつき仏教にも転用されました。
しかし、浄土真宗では亡き人は「浄土に往生し仏となる」という教えです。位牌=「霊の宿るところ」ではありません。
満中陰(四十九日)法要後、位牌の法名は「過去帳」に書き写します。
当山では「位牌会」を行い、法要後に納められた位牌を焼却しています。
当山には鐘楼がなく、除夜の鐘を鳴らすことはありませんが、夕刻より本堂でお勤めした後、年越しそばの接待をいたします。